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新しい命
 


先日の旅で、新しい命に出会いました。

誕生日、1月2日。
体重3,700g
名前は、「レティシア・莉真・パヴィオン」
レティシアとはラテン語で“よろこび”という意味。
... 国籍、今のところ、スイスと日本。
大人になると自ら選ぶことでしょう。
この子の人生が幸せであることを祈らずにはいられません。
























| - | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
香道新年
 


香道新年
あけましておめでとうございます。

昨年中は楽しくおつきあいくださり、
ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。







| 香りの冒険者 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香稽古・麹町庵 「恋する古事記」
 

聞香・火遠理命豊玉毘目

海幸彦と山幸彦の物語

 

一、証歌

赤玉は ()さへ光れど 白玉の

君が(よそひ)し 貴くありけり

 

(赤い玉は、それを貫いている緒さえ光って見えるほど美しいが、

白玉のようなあなたのお姿は、まことに、いとも尊いものでした)豊玉毘目

沖つ鳥 (かも)どく島に わが率寝(いね)

(いも)は忘れじ 世のことごとに

 

(沖つ島、鴨がいっぱいいる島で、わたしが一緒に寝たあなたのことはわすれない。わたしが生きている限りは)     火遠理命

 

二、香組   六国五味

三、聞法   香に聞く神々の心

 

今年の聞香稽古も麹町庵で最終となりました。

皆様は香りに古事記の心を楽しく聞かれた一年でした。

 

香り立つ神々の心いかに聞かれましたでしょうか。

 

淑子さんは

 

  尊くも輝く君に逢いし日を

   おもいかえせしわたつみの宮

 

  それぞれに役を担いし神々の

  力尽くせしこの秋津島

 

 

良子さんは

 

  秋津島すめらみことのはじまりは

   水面に映る君が装い

 

 

敦子さんは

 

  長き世に男神女神の戦あり

   香りのぼりて こころ古事記に

 

 

巴さんは

 

わたつみの姫やさしくて香り立ち

 命(みこと)さずかり今に続けり

 

羑子さんは

 

  君知るや桂見上げる我が想い

   共に過ごせし白玉の君

 

  ひとときの迷いにきえし我が妹よ

   今は忘れじ世のことごとに

 

香りは心に満ちて歌となって放たれました・・・・・

 

香満ちました。

 

今年一年有難うございました。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

よき年をお迎えください。





| 香りの冒険者 | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
麹町にて聞香稽古「恋する古事記」
 


大国主神の国譲りと天孫降臨

邇邇(にに)(ぎの)(みこと)と木花之佐久夜毘売

一、    証詞

吾が(はら)める子、()し国つ神のならば、

産む時(さき)くあらじ()し天つ神の御子ならば、

(さき)あらむ      木花之佐久夜毘売  古事記

二、香組

六国五味

三、聞法

香に聞く神々の心


古事記を主題に聞香稽古は、5回目になりました。
今回は天孫降臨した
邇邇芸命と木花之佐久夜毘売
のお話です。

うたがいをかけられた木花之佐久夜毘売が激しく怒り出口のない産屋にこもり、火をつけて炎の中で子どもを産む場面が展開します。 香りはいかなることになるでしょうか。  

香りに聞きて、巴さんは、   

産屋焚き 子を生みし姫 しずまれよ
 天つ神の子 幸くあらむ    


淑子さんは   

 ひかりさし 八雲湧きいづ 中つ国    
  ゆづりし心 語り継がれん      



敦子さんは大国主の心を詠みて   

 天つ神 やすらけき世を たくしけり    
  大きなる社に 宇豆柱あり    



羑子さんは   

たおやめの はげしき想い 燃え上がり    
  空をこがす 炎となりて      




上古の神々のお話に心打たれ、香りに包まれ、

香満ちました。           


| 香りの冒険者 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香稽古 麹町 「恋する古事記」須佐之男命と櫛名田比売



八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに

 八重垣作る その八重垣を

 

以前、日本文化藝術財団のブログ「四季おりおり」に次のように書かせていただきました。

 

“その山陰地方の伝説にヤマタノオロチの物語があります。
スサノヲノミコト八俣(やまた)の大蛇(おろち)退治です。

このお話の八つの頭と八つの尾をもつ大蛇は豪雨で荒れ狂う川にたとえたものといわれます。

『古事記』には、「汝の哭(な)く由(ゆゑ)は何ぞ」と問ひたまへば、答へ白(まを)さく、「我が女(むすめ)は本(もと)より八稚女(やをとめ)ありしを、この高志(こし)の八俣のをろち年ごとに来て喫(くら)へり。今そが来べき時なるが故に泣く」とまをしき。
(「あなたはどういうわけで泣いているのか」とお尋ねになった。これに答えて、「私の娘はもともと八人おりましたが、あの高志の八俣の大蛇が毎年襲ってきて、娘を食ってしまいました。今年も今、その大蛇がやって来る時期となったので、泣き悲しんでいます」と申した。:『古事記』次田真幸全訳注より)

出雲国に天降った須佐之男命(スサノヲノミコト)は、八俣の大蛇に食われそうになった櫛名田比売(クシナダヒメ)を救います。

ヒメが大蛇に呑まれるというのは、雨期になると肥河(ひのかわ)が氾濫して稲田が壊滅する恐ろしさを神話的に語ったものなのでしょう。
(ヒメは日本書紀に「奇稲田姫(くしいなだひめ)」と記されているように、稲田の女神の意味なのです)

この神話は、須佐之男命に象徴される勇敢な男たちの物語ではないでしょうか。
そこには、大蛇として表わされた川にむかいあい、神に祈り、知略あふれる治水の作業によって、毎年の氾濫を止めた人々がいたのです。
その活躍は、出雲の地に豊かな実りをもたらしたことでしょう。

梅雨の豪雨から命がけで稲田を守り、米作りに励んでいた古代人の姿が見えてきますね。
自然からのメッセージは大切です。
しっかりと受けとめて、生きていきたいものです”

 

麹町での聞香稽古は、

この須佐之男命と櫛名田比売との愛を主題に香りに聞きました。

高天原から天降った須佐之男命が櫛名田比売と出会い、八俣の大蛇と戦い、苦難を超え、愛を得て生きていく二人。

 

立ち上がるのは、古代の香り!

 

香りに聞かれて

 

  大いなる 禍払い 手にしたる

   八雲湧き立つ 出雲の実り

淑子

 

  

涙する 乙女をつつむ 光の環

   凍てし心に 漣の立つ

              羑子

 

  

八重垣に やさしき光 満ちあふれ

   心やすらぐ 新しき朝(あした)

               羑子

 

  八雲立つ 出雲いとしき 妻のもと

   勇者はしばし 翼やすめん

               敦子

 

巴さんは愛する息子へと題して

 

  八雲立つ 出雲八重垣 母の里

   守り育てん 実りの大地

 

  八雲立つ 出雲に降りし 須佐之男の

   命(みこと)とともに 守る櫛名田

 

  妻籠みに 八重垣つくる 須佐之男の

   命(みこと)のごとく ひろがりつつめ

              

 
| 香りの冒険者 | 13:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
高野辰之著『日本歌謡史』
 

信州の旅・「高野辰之記念館」で副館長から見せていただいた文学博士高野辰之著『日本歌謡史』を、どうしてもゆっくりと読んでみたいと思い、注文していたものが届きました。

こちらは、新訂増補版です。総1208頁。

 

上代の「古事記」の中の“あなにやし 愛男(えおとこ)よ”“あなにやし愛女よ、伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのきこと)の歌から、昭和初期の“一目見た時、好きになったのよ”の「愛して頂戴」や“肩で風切る学生さんに、ジャズが音頭取る・・・・・”の「神田小唄」まで、様々な分野の歌謡を楽しむことができます。

さて日本人は何を大切にして日々を過ごし、生きてきたのでしょうか。

さて、ゆっくりと楽しみましょうぞ。

 

副館長さま、ありがとうございました。

| 香りの冒険者 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
信州の旅「高野辰之記念館」


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)の歌なのでした。
そこからその研究内容は、あらゆるジャンルの歌が網羅されて展開していきます。
副館長様、ゆっくりと楽しいひと時を過ごすことが出来まして誠にありがとうございました。

秋晴れの素晴らしい日に高野辰之記念館に着きました。
その記念館で、副館長と楽しくとお話をすることができました。
もしご興味があればということで、この写真の『日本歌謡史』を拝見することができました。

その、最初に出てくる歌は、聞香・古事記で証歌としてとりあげた、あの歌でした。「あなにやし 愛男(えおとこ)よ」「あなにやし愛女よ」
...

伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)の歌なのでした。
そこからその研究内容は、あらゆるジャンルの歌が網羅されて展開していきます。
副館長様、ゆっくりと楽しいひと時を過ごすことが出来まして誠にありがとうございました。あり

伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)の歌なのでした。
そこからその研究内容は、あらゆるジャンルの歌が網羅されて展開していきます。
副館長様、ゆっくりと楽しいひと時を過ごすことが出来まして誠にありがとうございました。

伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)の歌なのでした。
そこからその研究内容は、あらゆるジャンルの歌が網羅されて展開していきます

伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)の歌なのでした。
そこからその研究内容は、あらゆるジャンルの歌が網羅されて展開していきます。
副館長様、ゆっくりと楽しいひと時を過ごすことが出来まして誠にありがとうございました。


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)の歌なのでした。
そこからその研究内容は、あらゆるジャンルの歌が網羅されて展開していきます。
副館長様、ゆっくりと楽しいひと時を過ごすことが出来まして誠にありがとうございました。

 
| 香りの冒険者 | 12:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
今宵の月
 

今宵の月です。 
よく澄んでいますね。
では芭蕉の句を・・・・・。
 
 「侘びて澄め 月侘斎が 奈良茶歌」
 
(月を眺めては侘びる月侘斎が、奈良茶飯を食って歌う歌声よ、 侘びの限りに徹して澄みとおれ、あの月のように)『芭蕉文集』より

 「涼しさや ほの三日月の 羽黒山」

 「一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月」
 

ときには、芭蕉の心になって月を眺めるのもいいものです。


| 香りの冒険者 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
岡田修二展「水辺」シリーズ
 

第3回「創造する伝統賞」を受賞された岡田修二氏の展覧会に行ってきました。
作品は『水辺』シリーズです。
琵琶湖の水辺や沼などをモチーフに独特な画風。
絵をじっと見つめていると不思議な感覚がしてきました。
水辺を見つめているのに、
宇宙を見つめているような感覚になってくるのです。
...
この画面では小さくてその感じがつかめませんが、実物は圧倒されるほど大きいのです。そして見つめている時間の経過とともにさまざまな色彩が水の中から浮かび上がってくるのです。
それとともに祈りにも似た感情が沸き起こって、
聖なるものにつつまれていくようでした。
このような絵にかこまれ、内なる自然を見つめることができる現代の聖堂があればいいと思いました。
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| 香りの冒険者 | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
神の芸能
 

神聖な杜の中で、日本芸能史を学べる講座が10月3日に開講しました。
公益財団法人日本文化藝時術財団の関連団体である京都造形芸術大学と
東北芸術工科大学が共同で企画運営している「芸術学舎」。
https://ssl.smart-academy.net/gakusha/tokyo/course/detail/1231029/
今年は、財団も応援することになりました。
会場は明治神宮の参集殿です。
 
先日、拝聴した諏訪春雄先生の「日本芸能史」では、
善神自然神の中に「日月星」が入っています。
そして、「神は、万物の霊魂のなかで、人間に幸福をもたらす存在である」と。
また、「神の芸能は、可視化された神の所作に接する場であり、人間が新しく生まれ変わるきっかけを与える」と。

写真の本『香道蘭之園』尾崎左永子・薫遊舎 校注 淡交社
...
この本は、16世紀、室町時代に発生した香道からおよそ230年後に成立した香道の古典の翻刻本です。
2002年4月に発行されたとき、淡交社さんより案内があり購入しました。

その中には香炉と香りについて、次のように記されています。
「香炉口に一空を備へ、三ッの足は日月星の三光、天地人の三ッとして本朝の神秘とした玉(たま)ふ。さるによって香を炷(たく)家は天地地祇の守り給ひ、悪魔の障碍(しょうげ)をはなれ、其日さちを設く。移宅婚姻もろもろのことぶく日は必香を炷べし。又衣にとめて薫ずれば悪疫を避くべしとの綸言(りんげん)尊むべし」と。

まさに香炉は「大いなるもの=神」の依代といえるでしょう。
その香炉を手の中につつみ、そこより立ち上がる香りに心をそえていく聞香はすばらしいと再確認しました。
そして、香席は多くの人と集う祭りそのものと思えます。


| 香りの冒険者 | 19:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
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