2019.05.23 Thursday
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聞香
大国主神
一、
証詞
八千矛の 神の命や 吾が大国主 汝こそは 男に坐せば
・・・・・略・・・・・・
二、香組
六国五味
三、聞法
香に聞く大国主神と須勢理毘売(すせりびめ)の心
いよいよ、国造りと国譲りの場面になっていきます。
因幡の白ウサギを大国主が助ける場面から始まって、
大国主のさまざまな試練が展開し、
その試練を乗り越えて、須勢理毘売(すせりびめ)を妻に迎えます。
嫉妬深いですが健気で賢い妻。
素晴らしい神語の歌が詠われるのです。
八千矛の 神の命や 吾が大国主
汝こそは 男に坐せば・・・・・
伽羅は、おおらかに香りました。
羅国は、屈折した中にも愛がある香り。
そして他の香木は、やさしくも激しい香り。
また、隠した嫉妬心のような香りも・・・・・。
香りに聞きて
皆様の詠われたのは、
八千矛の 君と手をとり ふみこえし
あれもすてこれもすててし 黄泉比良坂(よもつひらさか)
良子
ともに生く 激しきときを 耐え抜いて
穏やかな時来る 神語りかな
敦子
みずからの えらびし道に くいはなし
ただひたすらに 歩みつづけむ
羑子
紅椿 我が群れいなば 泣かじとも
むしぶすまの香に 心落ちつく
巴
勾玉に祈りをこめて 神語り
想いのたけを 君よ聞かまし
淑子