プロフィール
選択している記事
カレンダー
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2012 >>
過去の記事
カテゴリー
香道の推薦図書
香道蘭之園
香道蘭之園 (JUGEMレビュー »)
尾崎 左永子, 薫遊舎
香道を志す者にとっていつも手にしていたい本です。インスピレーションの原点。
香道の推薦図書
香と香道
香と香道 (JUGEMレビュー »)
香道文化研究会
香道に興味ある人にいい本です。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
香りとともに  葵祭


京都に行ってきました。
雨のため順延した葵祭に出合って幸運です。
爽やかな5月の風に乗って王朝絵巻の出現です。





聞香稽古で「源氏物語」を企画した時のことが思い出されます。
葵の哀しみ、六条御息所の激しい愛の苦悩。
平安時代の貴族の館では、香りはそこはかとなく漂い、美しいきものにも・・・・・


 









| 香りの冒険者 | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香記ー52 聞香稽古「幕末の志士」
 
「維新の英傑」ポスターより


先月の聞香稽古の主題は幕末の志士。
激動の時代に生きるとはどのような心構えがその身を支えるのでしょうか。
それぞれに、素晴らしい言葉を残している。

吉田松陰

吾が計数々(つまず)けり、
      (しこう)して志は(すなわ)ち益々(さか)んなり


人賢愚ありといえども各各一、二の才能なきはなし。



志を立てて以て万事の源と為す。


   
    人々貴き物の己れに存在することを
   認めんことを要す。

そして、

刑死する前に書かれた遺書、『留魂録』の冒頭には、

身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも

     留め置かまし 大和魂


と、“魂”を留め置く“録”をしたためた松陰。



坂本竜馬は

      日本を今一度せんたくいたし申候
     
      世の人は われをなにとも ゆはばいへ
        わがなすことは われのみぞしる

      
                 伏見より江戸へ旅立つとき
  
     又あふと 思ふ心を しるべにて
        道なき世にも 出づる旅かな    
 
 
高杉晋作
 
これよりは、長州男児の腕前お目にかけ申すべし    

苦しいという言葉だけは、どんなことがあっても言わないでおこうじゃないか。   

    おもしろき こともなき世に おもしろく




seicho

麹町での稽古仲間はどのようにそのこころを感じたのでしょう。
香りとともに・・・・・。


     香りに聞きて

  船出する 志士の心の 尊きは
    いまの世照らせ 大和魂
                   巴

  満開の 桜の花の 散り際に
    思いおこせよ 幕末の志士

  今の世を 国の姿を 見るにつけ
    とどめおかまし大和魂
                  淑子

  ひろき海 見つめ肩組む 若き志士
    大和魂 心に秘めて
                  敦子

  疾風の 駆け巡りたる そののちに
    新しき明日の しずかに明けゆく

  みはるかす 荒野に落ちる 一粒の
    緑なす野に なるを信じて
                  羑子



seicho







| 香りの冒険者 | 20:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香記 たまゆら香と舞の會
 

   
   五月雨に 沢辺の真菰 水越えて 
      いづれ菖蒲と 引きぞわずらふ
                            頼政

あやめ、花菖蒲、かきつばた。
これらの花はとてもよく似ていて、
いずれがどうか判別するのに難しいですね。


5月13日の日曜日は、「たまゆら香と舞の會」。
その日は、組香の「俳句香」
季節の花、「あやめ」にちなんで、
「あ」の香、「や」の香、「め」の香が出され、
どれがどの順だったのかを当てるのです。
そして、自分の出した答えにそって、
その香の名を頭文字にして五七五の俳句を詠みます。

それはそれは面白く楽しい俳句が生まれるのです。


参加ご希望の方は、http://tamayurakai.com/
お問い合わせください。

たまゆら香と舞の會

皐月 「俳句香」
日時  5月13日 (日) 13時〜 
於   応挙館 (上野・国立博物館庭園内)




よろしくお願い申し上げます。





| 香りの冒険者 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香体験講座

6月9日(土)に香り体験講座を担当します。

こころを整えるKazumi流聞香(もんこう)

Kazumi流聞香(もんこう)

〜 初夏を纏う、香り体験講座 〜 
2012年6月9日(土)開始10:30〜12:00(開場10:15)
国際文化会館 西館4 F402号室 港区六本木5-11-16
電話:03-3479-4611

詳細は、
http://www.kazumiryu.jp/kimono/071.html

よろしくお願い申し上げます。





| 香りの冒険者 | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香記 「恋する古事記」
 


来月6月17日(日)より「恋する古事記」全12回の水の和の聞香体験講座が始まります。






詳細は「水の和」へお問い合わせください。
担当は高須香奈さんです。
tel:03-4590-0521

よろしくお願い申し上げます。







| 香りの冒険者 | 10:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香記-51 雨の日に泳ぐ“こいのぼり”の香りは・・・・・
 


朝起きると雨。
しかし、心は晴れ晴れと「杜の中の文化祭」の会場に出かけました。






会場には子どもたちとお母さんお父さん。
仲の良いご夫婦。
そして、心の中に香りを抱く人がお集まりになりました。

今日は、みんなで香をたき楽しむことに。
香炭団の用意も、香炉の灰手前も、すべてみんなでおこないました。

いよいよ香席。
かわいいお嬢ちゃんに声をかけ、
はじめての香元になってもらいました。
けなげに、香元手前を、
そのしぐさは、しっかりと愛くるしく、
おもわず途中で拍手が起こりました。

いいですね!
香りも豊かに香り、

“香満ちました”

可愛いお手前とすてきな香り・・・・・
雨降る空に主題である“こいのぼり”がみごとに泳いでいます。

♪やねよりたかい こいのぼり
 おおきいまごいは おとうさん
 ちいさいひごいは こどもたち
 おもしろそうに およいでる
           
作詞:近藤宮子 

よかったです。

みなさまありがとうございました。







| 香りの冒険者 | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香記ー50 こいのぼり、鯉と龍
 

明日は、日本文化藝術財団主催「杜の中の文化祭」。
子どもたちと香りを楽しみます。
主題は「こいのぼり」



鯉は滝をのぼると龍になるといわれています。





さて、香りはどのように香るでしょうか。


鯉の写真は伊勢神宮で撮影しました。



| 香りの冒険者 | 10:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
| 1/1ページ |