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地震
地震の日、
揺れが静まって、外に出ました。
家の前のガス工事をしていた人と眼が合うと、
どちらともなく話し出していました。
立っていられないほどのゆれだったとのこと。
出かけている家族を迎えにいくと、無事。
帰りに駅の建物を抜けようとしたところ、
見知らぬ人がまだ揺れていると声をかけてくれました。
止まって街路樹やビルを見ると揺れています。

家に戻りテレビをつけると、
言葉にならない大津波の情景が放送されていました。

そして、
今日、娘から送られてきたのは、
http://prayforjapan.jp/tweet.html
| - | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
たまゆら香と舞の會
 

昨日は今日と違って、とてもよい天気に恵まれ、
気持ちのよい一日でした。

「たまゆら香と舞の會」も楽しく催されました。
香席の主題の説明の後、
吉村ゆらさんの舞、
そして、美味しい和菓子とお茶に和み、
投扇興を楽しみ、
香りにつつまれる。
その時の流れは心を豊かにしてくれました。







香は、主題にふさわしく、
春の夕暮れの苑、
輝く陽光の中、
紅につつまれる桃の花を見つめる
をとめのように、
ふくよかに香りました。

  春の苑 くれないにほふ 桃の花 
  下照る道に 出で立つをとめ


大伴家持 天平勝宝2年(750)3月1日、
夕刻に詠うと伝えられています。
春を迎えた喜びと美しい妻の姿が重なった歌とのこと。
「明るい光に輝くような詩」なのです。
(『名歌で読む日本の歴史』松崎哲久著より 文芸春秋)



香りは
心にしみいり
あたかも、万葉の春の苑に居るかのように
幸せにしてくれました。


次回は、4月29日です。
詳しくは、
たまゆら[玉響]吉村ゆらの和の世界
をご覧ください。


| 香りの冒険者 | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
雛祭り



昨日はひな祭り。
雛人形を飾り、
女の子の無事とすこやかな成長を願う行事が催される日です。

古来、桃の花が咲く頃に行われていたので
桃の節句ともいいますね。

その桃の花を詠った歌を証詞にした小記録を作りました。
6日の日曜日、上野の国立博物館庭園にある応挙館で催される「たまゆら香と舞の會」のためのものです。

その証歌は、万葉集にある大伴家持の歌。


 春の苑 紅にほふ 桃の花
  した照る道に 出で立つをとめ



この歌を主題ににした香席、
きっと素敵な春の香りにつつまれることでしょう。




| 香りの冒険者 | 14:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
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