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尾崎 左永子, 薫遊舎
香道を志す者にとっていつも手にしていたい本です。インスピレーションの原点。
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香道文化研究会
香道に興味ある人にいい本です。
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12月の聞香(もんこう)稽古
NEW! 今月の聞香(もんこう)稽古の主題は、毎年続けている「星の王子さま」(サン・テグジュペリ)を楽しみます。

今年はさらにもうひとつ「鳩摩羅什(くまらじゅう)と法華経」を12月の主題に加えました。


NHKのシルクロードを観て感激した仲間が、ぜひ鳩摩羅什をテーマにということで、「香りに聞く羅什の心」となったわけです。

羅什(らじゅう)は法華経を漢訳した人です。

いわゆる「妙法蓮華経」、正しい教えの白蓮、白蓮のごとき正しい教えです。

それにしてもタクマラカン砂漠の東、オアシス都市敦煌につくられた莫高窟(ばっこうくつ)の仏教美術はほんとうに美しいのです。

香りに乗って莫高窟第217窟南壁に描かれた「法華経変相図」に会って来よう。楽しみです。


平安末期の今様(いまよう)つまり流行歌に、

「鷲の御山の法の日は、曼陀曼殊の華降りて、栴檀沈水せんだんじんすい満ちにほひ、六種に大地ぞ動きける」
(梁塵秘抄より)

と法華経・序品の内容が歌われています。


日本文化にも欠かせないのが「法華経」ですね。
| 香道 | 17:33 | comments(2) | trackbacks(0) |
画狂人・晟聴 香りの街を行く:写画シカゴー5
絵:伊達晟聴
夕陽の街を見渡せるプール
男は夕焼けに包まれ
その夕焼けに溶け込んでいく
時間も溶け込んでいく
| 画狂人・晟聴 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
画狂人・晟聴 香りの街を行く:写画シカゴー4
シアーズ・タワーからジョン・ハンコック・センターの方を
見ました。手前にマリーナ・シティがあります。

夕闇がせまろうとする街には、人の生活の気配が立ち込めます。
だから、夕暮れが好きなのです。
絵:伊達晟聴
| 画狂人・晟聴 | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
画狂人・晟聴 香りの街を行く:写画シカゴー3
絵 伊達晟聴
少年と小父さんは
笑って声をかけた
少年はクルッと自転車を回転させ
夕陽に向かって去っていった
小父さんはかすかな夕陽がいとほしそう
| - | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
画狂人・晟聴 香りの街を行く:写画シカゴー2
絵 伊達晟聴
ミシガン湖岸の方角、シカゴ川が見えます。
街が夕焼けに染まりだす頃、太陽の香りがまだ
残っていました。
3月、シカゴの短い春はゆっくりとやって来ます。
そして、あっというまに夏が来るそうです。
まだ温かいくない。  風は冷たいのです。
How's Weather in Chicago?
旅の案内書には、シカゴには二つの季節しかないと
書かれています。
汗がにじむ夏と、長く厳しい冬と。
| 画狂人・晟聴 | 17:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
香りについて「この幽玄なるもの・香りの日々」
もう五年にもなりますが、『小原流挿花』2000年1月号に編集部から
依頼を受け、トレンドページに寄稿したものを載せます。香りについて
すこしお伝えしたくなったものですから。

この幽玄なるもの・香りの日々
シャーロック・ホームズ曰く「優秀な探偵には、少なくとも
75種の香りの知識が必要である」と。彼を香道の席に招待すれ
ばすべての香を聞き分けるのでしょうか。
香木がもつ優しく幽玄な香りは、自然の大いなる恵み、心の
癒しです。彼ならきっと香道を好きになるだろう、などと考え
ながら銀座通りを横切り、ニコンサロンへ。ヒマラヤの麓、ムス
タン王国を取材した写真展。知人の写真家が香の焚かれた会場に、
数珠を身につけて立っていました。
「ムスタンでの最初の朝、目覚めると目の前で煙が濛々として
いてね。火事かと思って飛び起きたよ。それが香を焚きしめていた
んだ。ムスタンでは、一日が、香で清め、祈る事から始まるんだ」。
人の生のあるところ“香り”在りです。
仏教原点の地・ヒマラヤの麓に香あらば、日本にも仏教と共に
香が伝来。
聖徳太子は淡路島に漂着したという“香る木:沈香木”の香りで
瞑想し、“和による救い”を願っておられたにちがいありません。
鑑真和上がお伝えになった練香も、華麗な薫物(たきもの)として
紫式部は楽しんでいたことでしょう。
源氏物語は「大殿のあたりのいひしらず匂い満ちて、人の御心地
いと艶なり」と空薫(そただき)の心を伝えています。衣服に移香、
部屋に空薫、男女の恋の場面に香が登場するようになったのはこの
頃です。
幽玄なる一木の沈香を愛するのは武士達の時代。
バサラ大名・佐々木道誉は名香を集め、足利義政が続きます。
三條西実隆と志野宗信は名香の芳香と和歌を結び付け、香道に至ります。
これこそ、香を愛する者の究極の情熱、聞香(もんこう)の始まり
です。心の道、精神の極み。一息一息、心を静め、香りに命を照らして聞くのですから。
1574年3月、織田信長はお供の御馬廻のまえで、正倉院に伝わる名香木“蘭奢待:らんじゃたい”を、一寸八分切り取ります。この剛毅な男も馬尾蚊足:ばびぶんそく”の小さく細く割った香木で香に聞きいっていたのでしょうか。
その時、宗易:千利休も同席していたかも知れません。
利休を慕った芭蕉は『野ざらし紀行』の一節に記します。
  蘭の香や蝶のつばさに薫物す
江戸時代には香は広く親しまれ、庶民の間にも香のたしなみがゆきわたったそうです。春が近づいたことを野に咲く花の芳香で気づいたという古人たち。
現代は香りを生かし、快適な環境づくりを目指すアロマコロジー
が注目されています。いつの時代にも、自然を大切にする心を失わず、香りに満ちた豊かな日々を送りたいものです。
              *
 先日、香道をたしなむ友人が、はじめて香元をつとめるというので出かけてみました。愛らしいお手前で、微笑ましく、香も豊かに香っておりました。
少女の頃、よく遊んだ夏の草原、その夕暮れの思い出を三種の香木で表現したかったそうです。正客からは「今年一番のいい思い出になりました」とお褒めの言葉がありました。 今日も彼女の部屋には素敵な香りが漂っている事でしょう。
| - | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
画狂人・晟聴 香りの街を行く:写画シカゴー1
絵:伊達晟聴



シカゴへの想いを絵に描きます。
名づけて画狂人晟聴の写画。


| 画狂人・晟聴 | 20:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
街には街の香りがある。
撮影:伊達晟聴

以前、シカゴへ旅に出かけました。
三月、春の香りは遠く、寒々しい風が吹き、
街をさまようようにして写真を撮りました。
その時、ある雑誌に写真と見出しの言葉を載せました。
それは次のように始まります。
“1918年、フランク・ロイド・ライトは
「シカゴを知ることは絶望と大いなる希望のまざった
ひとつの経験である」と語った。
そのことは現在でも同じであると言えよう。
アメリカの諸都市の中でも生粋のアメリカそのものを
語り得る都市のひとつとして、シカゴはその代表的な場所である。
ずっしりと重い大建築物、道路。
その道路の下の暗く巨大なもうひとつの道路。
ビルの谷間のピカソ、カルダー、シャガール。
それ以上にアーティフィシャルで不思議に懐かしいループと
呼ばれる高架線路。
オールドスタイルというビールの看板が風に揺れ、今にも
壊れそうなバーの窓。・・・・・・(略)
シカゴのアートと歴史、活気と騒々しいさ、陽気と陰惨さ。
そこを通り過ぎる一介の旅人の目に、たとえ混乱と醜悪さが
映ったとしても、そこにとどまって生きていく人々の姿に
感動せずにはいられない”。
 
| Chicago | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ASTAの起業パ−ティに行ってきました。
ASTAの起業パーティに行ってきました。
楽しい雰囲気で、ミュージシャン黒岩さんのボーカルも
はじめて聴かせていただきよかったです。
dropsのお二人の歌もとても素敵でした。
お土産にいただいた糟谷ミエ子さんのドライフラーワーの
作品も可愛くて素敵で、すぐに机に飾りました。
実は、糟谷さんは黒岩さんのお母さんなんです!
maoiさんの幻想動物もあやしく存在していて、胸に残リます。
| イベント | 12:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
起業パーティー!
明日15日は、私も所属するteamASTAを主宰するスタジオ*アスタリスクの起業パーティーです!

実はこのブログを始めるきっかけになったのもスタジオ*アスタリスクのくろけんさんからのアドバイスです。

初めてお会いする人との楽しいふれ合いを期待して、行ってきます!
また、メンバーのmaoiさんの展覧会「幻想動物物語展」も同時に開催されているので、楽しみです!
| お知らせ | 14:05 | comments(2) | trackbacks(0) |
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