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尾崎 左永子, 薫遊舎
香道を志す者にとっていつも手にしていたい本です。インスピレーションの原点。
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香道文化研究会
香道に興味ある人にいい本です。
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次回、水の和香の会。主題は「婆娑羅の精神・佐々木道誉 中世に噴出する魂の花」。
JUGEMテーマ:日記・一般
太平記の超人・本

ここにても雲居の桜咲きにけりただかりそめの宿と思ふに  後醍醐
 
よしあしと人をば言ひて誰もみな我が心をや知らぬなるらん  尊氏
(みんな、他人のことを批判・非難しがちなものだが、自分の心の愚かさ、醜さを振り返れば何も言えないのではないか)
 
南北朝動乱に関する本を読むとどうしても切なく悲しみにおそわれます。
『太平記の超人たち・後醍醐天皇・正成・高氏』の著者上田滋氏の「おわりに」のページには次のように書かれています。
 
「思えば、彼らはそれぞれが自らに課した重荷を負い、己の選んだ道を歩いて行った。途上に降りかかる喜びや悲しみや苦しみや、その一つ一つを深く味わい、また傷つきもしながら……
。だが、彼らの求めたそれぞれの理想と目標は、いずれもむなしく虚空に消えた。
 歴史の歩みの上で、彼らは失敗者であり、ときに敗残者ですらあった。しかも、彼らの生きた姿に、私は感動する。なぜか。
 それは、いっさいの現実の事件が跡形もなくなり、そして数百年の歳月が過ぎたあとに、なお一つの思いが、残光の中にはっきり浮かぶように、強く私の胸をとらえて放さないからだ。すなわち……
人は何のために、どのように生きるのか。
あの混乱と虚無のなかで、彼らは、彼らの生涯をかけて、その問いかけをしていたのではないか、と。
いや、その周りの少なからぬ人々も、それぞれが必死に自分の生きる道をさぐって生き、そして死んで行ったとおもわれる。
私は、その是非を越えてその真剣さに心打たれる。そして、自分の六十年の人生をあらためて振り返るのである」と。

次回水の和・香の会、主題は婆娑羅の精神・佐々木道誉 中世に噴出する魂の花」。
 
 
| 香りの冒険者 | 11:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
鎌倉浄智寺にて、聞香「浄智香」
JUGEMテーマ:日記・一般
鎌倉・浄智寺にて香の会「浄智香」。
鶴田真由さんのご紹介で、鎌倉を愛する方々との会です。
皆さま、楽しいひと時を過ごさせていただき、誠にありがとうございました。
主題は、鎌倉にちなんで、
香に聞く 莫煩悩
    無学祖元、北条時宗の心...
    
鎌倉幕府、北条時宗の時代に「元」という国が、圧倒的な戦力と
兵力で、日本に攻め込もうとします。文永の役(文永十一<一二七四年>と弘安の役(弘安四<一二八一>年)です。思い悩む若き執権時宗に無学祖元禅師は「莫煩悩」という言葉を与え、しっかりせよと激励しておられます。莫とは「〜なかれ」という意、煩悩とは「よからぬ考え」という意です。
すなわち、「よからぬ考えは捨て、一心になることだけを求めなさい」という教えです。
       

朝比奈宗泉著『今日、一途に』より

 
| 香りの冒険者 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
「平成の会所」への道
JUGEMテーマ:日記・一般


今日は絵コンテを描こうとしていましたが、
まだ雪の中に1,100世帯が孤立しているという今朝のニュースが頭をよぎります・・・・・
尾形光琳の「虎に竹図」を模写していても・・・・・。こんなときに「平成の会所」ネットワークが立ち上がっていたら力になれるとも思い、昨日打ち合わせたO氏との内容が前に進むことを祈るのみです。


 
| 香りの冒険者 | 17:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
東山文化について
JUGEMテーマ:日記・一般
ドナルドキーン「足利義政」

いま、とても関心のある東山文化。
そこで造営された「会所」が、東山文化の起点になったようです。
そのことを、ドナルド・キーン著『足利義政 日本美の発見』で知ることができます。
ドナルド・キーン氏の講演をネットで読むことが出来ます。

「東山文化と現代の日本」ドナルド・キーン(東北大学文学部創立八十周年記念シンポジウム20021026

http://www.sal.tohoku.ac.jp/80thanniv/keene.html

| 香りの冒険者 | 10:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
中秋の名月
 

昨夜は中秋の名月。

水の和の香遊び。

証歌は「名月を取ってくれろと泣く子かな」一茶

香りは六つ。香がみちびく様々な状況の月につつまれ、和やかなひとときを過ごさせていただきました。

帰宅してすぐにカメラを持ち出し「泣く子」のために月を撮ってみました。







| 香りの冒険者 | 14:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
香元
 


香道を始めた時、最初に購入した『香道入門』(淡交社発行)。
この時、出会った表紙の人は、香元をされている姿の澤田ちぐささん。

何年か後、青山で「源氏物語」を主題に香の会を催した時の事。

香席が終わり、懇親の雑談に入ったとき、少し離れたところで、

「私は香道を広めていきたいのです」というお声がしました。

その声の方に近づきお話しようと思ったとき、

すっと立ち上がられ「澤田です」と挨拶されたのです。

そのとき、私の口から「ちぐささんですか?」と声が出てしまい、

その手を思わず握りしめていました。

長年、この『香道入門』の表紙を眺めて過ごしてきたのです。

なんということでしょう、その人が目の前におられるのです。

すこしお話をさせていただきました。

最後に「あなたのような若い人に香道を広めるように頑張ってもらいたい」と。

その時、わたくしにとって、はじめて、素晴らしい香元に出会ったのでした。

この本では、香元とは「香席の中心におり、手前をするひとである」とあります。

| 香りの冒険者 | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
春のイベント
 

公益財団法人日本文化藝術財団主催の“創造する伝統 茶論「四季おりおり」のつどい”が催されます。
プレイベントは、「和のフラワー・アレンジメント・ワークショップ」323(土)1300〜1400(受付開始1230より)

会 場:江戸からかみ東京松屋

参加費:1000円(抹茶、菓子、お持ち帰り花材つき)

定 員:25名

 

1回は、「琵琶に聴き、香に聞く春の心」が46(土)です。
和の心を楽しむ会にしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
参加お申し込みは、メール:event@jpartsfdn.orgfax:03-5363-4837









| 香りの冒険者 | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
香道新年
 


香道新年
あけましておめでとうございます。

昨年中は楽しくおつきあいくださり、
ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。







| 香りの冒険者 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
聞香稽古・麹町庵 「恋する古事記」
 

聞香・火遠理命豊玉毘目

海幸彦と山幸彦の物語

 

一、証歌

赤玉は ()さへ光れど 白玉の

君が(よそひ)し 貴くありけり

 

(赤い玉は、それを貫いている緒さえ光って見えるほど美しいが、

白玉のようなあなたのお姿は、まことに、いとも尊いものでした)豊玉毘目

沖つ鳥 (かも)どく島に わが率寝(いね)

(いも)は忘れじ 世のことごとに

 

(沖つ島、鴨がいっぱいいる島で、わたしが一緒に寝たあなたのことはわすれない。わたしが生きている限りは)     火遠理命

 

二、香組   六国五味

三、聞法   香に聞く神々の心

 

今年の聞香稽古も麹町庵で最終となりました。

皆様は香りに古事記の心を楽しく聞かれた一年でした。

 

香り立つ神々の心いかに聞かれましたでしょうか。

 

淑子さんは

 

  尊くも輝く君に逢いし日を

   おもいかえせしわたつみの宮

 

  それぞれに役を担いし神々の

  力尽くせしこの秋津島

 

 

良子さんは

 

  秋津島すめらみことのはじまりは

   水面に映る君が装い

 

 

敦子さんは

 

  長き世に男神女神の戦あり

   香りのぼりて こころ古事記に

 

 

巴さんは

 

わたつみの姫やさしくて香り立ち

 命(みこと)さずかり今に続けり

 

羑子さんは

 

  君知るや桂見上げる我が想い

   共に過ごせし白玉の君

 

  ひとときの迷いにきえし我が妹よ

   今は忘れじ世のことごとに

 

香りは心に満ちて歌となって放たれました・・・・・

 

香満ちました。

 

今年一年有難うございました。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

よき年をお迎えください。





| 香りの冒険者 | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
麹町にて聞香稽古「恋する古事記」
 


大国主神の国譲りと天孫降臨

邇邇(にに)(ぎの)(みこと)と木花之佐久夜毘売

一、    証詞

吾が(はら)める子、()し国つ神のならば、

産む時(さき)くあらじ()し天つ神の御子ならば、

(さき)あらむ      木花之佐久夜毘売  古事記

二、香組

六国五味

三、聞法

香に聞く神々の心


古事記を主題に聞香稽古は、5回目になりました。
今回は天孫降臨した
邇邇芸命と木花之佐久夜毘売
のお話です。

うたがいをかけられた木花之佐久夜毘売が激しく怒り出口のない産屋にこもり、火をつけて炎の中で子どもを産む場面が展開します。 香りはいかなることになるでしょうか。  

香りに聞きて、巴さんは、   

産屋焚き 子を生みし姫 しずまれよ
 天つ神の子 幸くあらむ    


淑子さんは   

 ひかりさし 八雲湧きいづ 中つ国    
  ゆづりし心 語り継がれん      



敦子さんは大国主の心を詠みて   

 天つ神 やすらけき世を たくしけり    
  大きなる社に 宇豆柱あり    



羑子さんは   

たおやめの はげしき想い 燃え上がり    
  空をこがす 炎となりて      




上古の神々のお話に心打たれ、香りに包まれ、

香満ちました。           


| 香りの冒険者 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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